【親への感謝の気持ち】

 日本維新の会の片山大介です。

 子どもが、親への感謝を詩や作文で表す催しの全国大会が開かれ、来賓であいさつしました。
        
           
《『親守詩(おやもりうた)』とは》
                           
 この催しは『親守詩』と呼ばれ、「子守唄」とは逆に、子どもから親へ感謝の気持ちを詩や作文で表わそうというものです。
      
 各都道府県の大会に加え、全国大会が開かれていて、私は、おととし、兵庫大会に出席して感銘を受け、以降、全国大会も含めて出席しています。

        
       
《ことばの使い方は大切》
      
 私は、以前、NHKの記者でしたが、言うなれば“ことばでものごとを表現するプロ”で、ことばの使い方をとても大切にしてきました。
      
 政治家になってみて、当時の経験がものすごく役立っています。
                   
 だから、この『親守詩』を通して、子どもたちが、どのようなことばを使えば自分の思いが正しく伝わるかを考えるのは、とてもよいことだと思っています。
                          
 表現力が身につくのはもちろんですが、想像力や空想力も高まり、ひいては、相手を思いやる心も育むからです。
        
        
《今回も良作が》
       
 今回も次のような良作が集まりました。 
            
 『あしおとで すぐにわかるよ ビールだす』(島根・小1)
          
 『きょうがまん いっしょにねるの つぎわたし』(愛媛・小2)
           
 『つかれたの? 母のねがおに おつかれさん』(宮城・小6)
     
 どれも、子どもたちの思いが伝わってくるようで、微笑ましく思います。
                
       
《ぜひ習慣に》
     
 今の時代は、SNSの発達で、ツイッターなどを通して、匿名で乱暴なことばや差別的なことばを平気で使うようになってきています。
               
 日本語の持つよさが失われてきているのではないかと、とても危惧しています。
       
 だからこそ、子どもたちが、このように、ことばを考える機会は、とても大切だと思っていて、あいさつの最後には「これからも、ぜひ、習慣づけてください」と述べました。
          
(最後の写真は、あいさつの後、会場皆で行った体操の様子です)