【『新年度予算案』に反対!】

 日本維新の会の片山大介です。

 初めて100兆円を超える『新年度予算』が、自民・公明両党などの賛成多数で、可決・成立しました。

維新は『10月の消費増税10%を前提にした予算案は認められない』として、反対しました。

   
    
《プライマリー・バランスの黒字化を》
                
 私は、維新を代表して、参院本会議で反対討論を行いました。
        
 ●質問の録画 ⇒ https://goo.gl/K5T5PB
 ●討論の原稿 ⇒ https://goo.gl/8JEeb3
                    
 反対討論の中で、私は『税収が伸びているときだからこそ、プライマリー・バランスの黒字化に向けた取り組みを進めるべき』と主張しました。
   
   
《国債発行額は縮減どころか》
                        
 政府は、これまでの答弁で『7年連続で国債発行額を縮減してきた』と主張しています。
                 
 でも、これはまやかし!。
           
 7年連続で減っているかのように見えるのは、本予算の国債発行額を並べて見せているからです。
     
 実は、補正予算を含めた決算ベースで見ると、縮減どころか、前年よりも大きくなっているんです。
                    
 そのうえ、政府は「預金保険機構」の剰余金の中から、8000億円を一般会計に「税外収入」として組み入れようとしています。
      
 そこまでして、当初予算の国債発行額を小さく見せかけることに、いったい、どのような意味があるのか?。
       
   
《金利上昇リスクを真剣に》
                   
 累積した赤字国債を甘く見るべきではありません。
             
 討論の中で『将来的な金利上昇リスクは当然想定しなければならず、もっと財政健全化の努力を続けることで、強い日本経済を目指すべき』と訴えました。
                  
 総理、お疲れのようですがそう思いませんか?