【おかしいと思います】

  日本維新の会の片山大介です。

参院本会議で、維新だけが反対(11票:写真参照)するなか、ある法案が可決・成立しました。
                
 今年度(平成30年度)の国家公務員の給与を、月給・ボ-ナスともに引き上げる改正給与法です。

          
 
《5年連続アップ》
    
 これによって、国家公務員の給与は、▽月給で平均0.16%、▽ボーナスで0.05か月分、それぞれ引き上げられます。
       
 実に、5年連続のアップで、国家公務員の平均の年収は、行政職で3万円余り増え、678万3000円となります。
     
 これで「民間並み」と言いますが、これだけもらっているサラリーマンはそうそういないと思います。
   
 
《中央官庁は特別?》
      
 中央官庁を巡っては不祥事が続いていて、先日も、障害者雇用を水増ししていた問題が発覚しました。
     
 民間企業が同じようなことをしていたら罰金(納付金)を払わなければいけないのに、中央官庁では処分なし。
        
 それに、国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」は既に1000兆円を超えていて、赤字企業なら、ふつう給与は上がりません。
        
 それなのに、国家公務員の給与は上がり続けていく。ひとえに、彼らの使うお金が“税金”だからです。
          
    
《議論すべきことなのに》
      
 これを各党とも賛成する。外国人労働者の問題であれほど対立しているのに、この件についてはこぞって賛成する。
          
 われわれ国会議員は、どこを見て仕事をしているのかと思います。
      
 維新は、弱小政党ではありますが、言い続けていきたいと思います。