【補正予算案に「賛成」】

 日本維新の会の片山大介です。

 今年度(平成30年度)の補正予算案について、▽予算委員会での質疑と、▽本会議での討論・採決が行われました。

       

 この日の予算委員会は、NHKの中継がありでしたが、映ったのは、同僚の▽東徹(あずま・とおる)議員と、▽藤巻健史(ふじまき・たけし)議員。
        
 私は、中継後に行われた方の質疑を担当しました。ネット中継はありましたが(涙)。
        
 ●予算委の録画 ⇒ https://goo.gl/6sBLBj       
         
         
《予算委員会なのに》
      
 で、その補正予算案審議。
      
 各党とも「厚労省の統計不正」について、多くの時間を割きました。
       
 「補正予算に関係ある?」と思いがちですが、予算委員会というのは、何を質問してもよいんです。
         
 言うなれば、「行政のすべての活動は予算に通じる」ということからで、去年の予算委員会も「モリカケ問題」に終始したのは、記憶に新しいところ。

       
 かくいう私も、質疑では、この「統計不正」問題について政府の対応をただしました(笑)。
        
       
《真相は明らかになっていない》

         
  この問題、長々と審議が行われていますが、真相は明らかになっていません。
             
 要因は、いろいろあります。
  
 まず、不正の経緯や原因などを取りまとめた報告書が、厚労省が「お手盛り」的に作った報告書になっていること。
      
 「組織的隠ぺいがなかった」としていますが、もはや誰も信じていません!
         
 そのうえ、根本大臣の答弁があまりにもひどくて、拍車をかけているところがあります。
        
 このため、統計不正の一部は、厚労省ではなく総務省のほうで調べることになりましたが、これは、「官邸が厚労省に不信を抱いているから」と、ささやかれています。
       
 こうした点について、総理や根本・厚労大臣に尋ねましたが、納得する回答は得られませんでした(写真は、質問の後、応援に来てくれた石井みつ子議員と)。

    
     
《断腸の思いで「賛成」》
         
 さて、質疑が終わると、補正予算案について、党ごとに「賛成」か「反対」の討論(意見表明)を行って、採決を行いました。
        
 維新は「賛成」することにしました。
       
 党内の事前議論で、私は「補正予算は放漫財政につながる。維新の旗印は『身を切る改革』と『徹底行革』のはず」として、反対すべきと主張しました。
          
 でも、この補正予算案には、災害・防災対策費も含まれていることなどを理由に、結局、賛成することに。
       
 そして、本会議で、その討論を行うのは私。

       
 「反対」を主張していただけに、複雑な思いはありましたが、自分の考えもたっぷり入れた原稿を読み、野党からは「それ反対討論だろ!」と突っ込まれました。
  
 ●本会議用原稿 ⇒ https://goo.gl/X4rWVe
 ●本会議の録画 ⇒ https://goo.gl/dkgLx6
   
 補正予算の可決・成立で、翌日からは、さっそく新年度(平成31年度)予算案の審議が始まりました。
   
 さあ、きょうは、これから、大阪で『日本維新の会』党大会。
      
 4月の統一地方選、7月の参院選に向けて、一致団結で頑張ります!