【参院維新が変わります!】

 日本維新の会の片山大介です。

 来週28日の国会開会を前に、先ほど、維新の参議院議員が集合しました。

          
 実に1か月半ぶり。今国会から、維新の参議院は大きく変わります。
                
 まず、無所属だった山口和之(やまぐち・かずゆき)議員が入党し、議員数は12人に増えました(写真2)。

            
 さらに「希望の党」(3人)と統一会派を組むことになり、会派の議員数としては15人に。この数は、共産党を抜いて、野党第3位になります。
           
 政治の世界は、すべて数によってものごとが決まるので、今回、野党第3位になったことで、▽委員会の委員数や、▽質問時間なども増えることになり、一層の存在感を見せることができます。
        
      
《厚生労働委員会からレク》
     
 そうしたなか、いま最大の問題になっている、勤労統計の不正調査について、厚労省から説明を受けました。
            
 厚労省の担当者が並び、冒頭で謝罪(写真3枚目)を受けましたが、まず、「不正」行為なのに、「不適切」な行為とやわらげて言い続けていることに違和感があります。

                  
 そして、特別監査委員会が行った調査結果をもとに、今回の経緯について説明を受けましたが、統計の初歩的なルールが守られずに、いい加減な調査が続けられていたことに愕然としました。
            
 このいい加減な調査で、職を失ったり、仕事中に怪我をした人などに対して正当な給付が行われてこなかったわけで、許されることではありません。
           
 厚労省は、過去にさかのぼって不足分を支給するということですが、そのためのシステム改修などに195億円もの費用がかかり、そのお金は国民負担になるということです。
       
 ふざけないでほしい!
      
 私は、声を荒げて「国民のお金を使うべきではない。厚労省職員の給与を減額して充てるべき」と指摘しました。
      
 この問題もあって、今国会は冒頭から荒れ模様の様相。しっかり議論していきたいと思います。